建築士事務所の新規登録をオンラインで申請!
(建築士事務所登録/オンライン)
先日、建築士事務所の新規登録について、お客様の要望でオンライン申請にて手続きを行いました。
建築士事務所登録とは、個人・法人を問わず、他者から依頼されて報酬を得て設計などの業務を行う場合には、原則として建築士事務所登録が必須となります。建設会社であっても、建物の工事を請け負う一環として、実質的に自社で設計業務を行い、その報酬を得る場合には、建設業許可とは別に建築士事務所登録も必要となります。
これまでは書面による申請が多かったのですが、オンラインシステムを利用することで、審査状況の確認も容易にでき、補正対応についても書面の追加提出よりもタイムラグが少なくできます。今回は、実際に利用して分かってきたオンライン申請のメリットや、手続きの注意点についてお伝えします。
建築士事務所登録について詳しくは関連ページをご覧ください:https://stp.tokyo/business/kensetsu/kenchikushijimusho/
【建築士事務所をオンライン申請するメリット】
オンライン申請について、便利だと感じたポイントは以下の3点です。
1. 審査状況の進捗がひと目でわかる
システム上で「開封」「審査準備中」「審査中」「差戻し」「登録済」などのステータスを確認できます。お客様へ「今どの段階まで審査が進んでいるか」をご案内できるのは、大きなメリットだといえます。
2. 補正対応がシステム上で完結する
書面申請の場合、電話で補正内容を確認しながら進めることも多いですが、オンライン申請ではシステム内にチャット機能があるため、審査担当からの補正依頼の確認や、質疑応答もスムーズに行えます。また、手続きの履歴が残ることで、修正内容や進捗状況が視覚的に整理・管理しやすくなり、申請者にとっては非常に便利です。
3. 副本のペーパーレス化
副本はオンライン上でダウンロードが可能です。書面での受領や保管の負担が少ない点は、ペーパーレス化を進めている企業にとっては便利ではないでしょうか。 (※東京都の場合、登録通知書は別途、郵送で届きます。)
【オンライン申請の注意点と事前準備】
オンライン申請はとても便利ですが、いくつか事前に押さえておくべきポイントがあります。
1. 利用者アカウントの登録(無料)が必要
申請を行うには、事前に会社情報等を入力してアカウントを作成する必要があります。 【注意】 本社と支店でそれぞれ建築士事務所登録を行う(またはすでに行っている)場合は、支店ごとに個別のアカウント登録が必要となります。
2. 添付書類のデータ化
申請書類はシステム上で直接入力しますが、添付書類についてはPDFデータ化した上で、ZIPファイルにまとめて添付するという形式になっています。事前にデータを整理・圧縮しておくことで、申請作業がスムーズになります。
【事例紹介:管理建築士が出向者の場合の申請】
今回のお客様は「管理建築士が出向者である」というケースでの申請でした。
出向者であっても、その建築士事務所に「常勤」していることを証明できれば、管理建築士として登録することは可能です。その証明として、通常の書類に加えて「出向契約書」などの追加の添付書類が必要となります。こうしたイレギュラーなケースでも、お客様との書類のやりとりや申請が電子で完結できることで、とてもスケジュールが短縮されていると実感しました。
申請から登録完了までのスケジュール
今回の申請は以下のようなスケジュールで非常にスピーディーに完了しました。
- 登録完了までの期間: 登録申請の受付後、10日程度で新規登録が完了
- 登録通知書の発送: 新規登録の当日に発送(土日祝日の場合は翌営業日)
- 副本のダウンロード: 新規登録日の夕方以降に可能(土日祝日の場合は翌営業日)
【建築士事務所の手続きは当事務所へお任せください】
行政手続きのオンライン化は今後もさらに加速していくと思われます。 オンライン申請は便利な反面、事前の環境設定やデータの形式指定など、慣れないと戸惑う部分も少なくありません。
当事務所では、最新のオンライン申請にいち早く対応し、迅速かつ確実な手続きをサポートいたします。
「新しく建築士事務所を立ち上げたい」、「更新や年次報告の手続きが面倒」、「管理建築士が特殊なケースだけど登録できる?」など、建築士事務所の登録・経営に関するご依頼やご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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