SDGsカードゲーム研修報告

2023年4月20日(木)
テーマ:GAMEで学ぶSDGsと同好会と地域振興の関係性
研修団体:福岡県中小企業家同友会 りょうちく支部様
場所:筑後川温泉 ふくせんか
参加者:8名


先週、福岡県中小企業家同友会の4月例会にお招きいただき、「SDGs de 地方創生カードゲーム」のファシリテーターを務めてきました。会場は福岡県の筑後川温泉にある「ふくさんか」さんです。福岡県での開催は実に2年ぶりとなりました。

ここで、中小企業家同友会の説明を少し。中小企業家同友会は全国で約47,000名が加盟している団体です。福岡県下だけでも22支部があり、総勢2,100名を超える会員の皆さまが、“中小企業の経営を良くしたい”という目的のもと、日々活動されています。

【参加者の顔ぶれ】


ご参加くださったのは、ビルケア、建具製作、組織就職支援や農業(一次産業)など、幅広い職種の方々で、SDGsに関する別のゲームを体験されたことがある方もいらっしゃいました。
SDGsについて簡単に説明させていただいた後、地方創生においてはSDGsの考えを取り入れることが重要であることをお伝えし、カードゲームをスタートしました。

【実践的な学びを得たSDGsカードゲーム】


プレイの想定都市は久留米市(のはずでしたが、確認不足のため福岡市でプレイ)。
ゲーム当初は、慎重に行動していた様子が見られましたが、2ターン目から順調に“まち”は発展し、最終的には持続可能な“まち”の姿が出来上がりました。(会場の時間の都合で最終結果の写真を撮り忘れたのが悔やまれます。)
ゲーム後の振り返りの時間では、参加者の皆さまの真摯な姿勢が反映され、深く、活発な意見交換、情報共有が行われました。

【研修のご感想と気づき】


カードゲームで楽しく学べ、実社会でもコミュニケーションと行動力の重要性を学べたとお話しくださったほか、皆さんご自身の経営に落とし込んだ、以下のようなご感想もいただけました。
・地域の状況の関係は、全て繋がっていて行動することは無駄ではない、今よりもっと環境に配慮した事業にしたいと思った
・SDGsの視点からまずは雇用を保全していきたい
・既にSDGsに取り組んでいるが、SDGsについて今一度見直すきっかけになった
・地方創生には、地元の中小企業の継続発展がやはり不可欠だと解った

【今こそSDGs】


2030年まであと7年を切り、日本でもSDGsという言葉を耳にしたりする機会も増え、世間的には浸透してきた印象です。しかし、まだ多くの中小企業にとっては、SDGsに取り組むことで中長期的なメリットが得られる、ということが理解されていないように感じられます。

私たちは、SDGsカードゲームや社内研修の地方出張も行っております。
SDGsにまだ取り組めていない、SDGsの社内浸透が進まないなど、のお悩み、お問い合わせはお電話またはメールにてお気軽にお寄せください。

【参加者の振り返りアンケート】

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