2024年問題&チームビルディング研修

2024年3月5日(火)

研修団体:一般社団法人 東京環境保全協会 青年部会さま

参加者:青年部会会員 29名

 一般社団法人東京環境保全協会青年部(以下、「東環保」と表記します。)さまのご依頼で、「運送業の2024年問題」をテーマとして、チームビルディング研修の講師を務めてきました。

 東環保さまからは以前、SDGsオンライン研修の講師としてのご依頼をいただいておりましたが、今回は目前に迫った物流・運送業界の「2024年問題」について、人材確保の視点から研修をして欲しいというリクエストがあり、引受させていただきました。

 運送業界だけでなく、どの業界においても人手不足は喫緊の課題だと思われますが、運送業界は人材を業界内で取り合っていることが原因で、求人倍率は全協会平均よりも特に高くなっているといわれています。

 だからこそ、本当に重要なのは新規採用ではなく、離職率を下げて今いるメンバーで成果を上げることが大事な視点となります。比喩的にいえば、止血が大事か、輸血が大事か、ということになります。

 では、人が辞めない組織には何が大事なのでしょうか?

まず、一番重要なことは、人と人は違う、という大前提を理解することです!

そして、価値観がお互いに違うことを意識した上で、コミュニケーションを図っていくことになります。

【ヒトとヒトは違うことを実感する】

 研修では、2024年問題の概略を伝えた後、価値観の違いが自ずから分かるコンセンサスゲームを体験してもらいました。

 ゲーム後のグループディスカッションや振り返りを通して、個人の価値観の違いやコミュニケーションの大切さに自らで気付くことになるため、やらされ感はほとんどありません。

 この、やらされ感がないというのが、非常に大きなポイントです!

 経営層であっても、若手のZ世代であっても、人から頭ごなしにあれをやれ、これをやれ!と指示をされたら、分かっていてもやりたくなくなるものですよね(笑)。かくいう私も・・・

 仮想体験ゲームを体験し、振り返りを行って内省することで、やらされ感なく、行動変容が可能となるプログラムがとても大切なんですね!

 ヒトは変えられないけど、ヒトは変わることができる!というワードが、チームビルディングの神髄かもしれません。

 研修後は、今までにない研修で良かったなど、熱のこもった感想を多くいただけました。参加者した多くの皆さまに腹落ちしていただけたのではないかと、安堵しております。

 また、シリーズ化して受けてみたいとのお声もいただきましたので、ぜひ青年部の皆さまに企画していただけますと講師冥利に尽きます!

【振り返りとご感想】

以下、いただいたご感想を抜粋して、ご紹介をいたします。

●社員の話をよく聞き、どんな考え方を持っているのか、何を求めているのかを知る。そういった声をまとめて会社で共有し、出来る事から始めていきたいと思った。

●チームビルディングを浸透させる。仕事の成果を褒めてあげる。固定概念を払拭し、多様な価値観、考え方を認めるようにしていきたい。

●従業員が持っている一人ひとりの能力や特徴を尊重してあげることが必要である。人それぞれ考え方や価値観が違うので、自分の先入観だけで物事を決めない

●O Sの変革はすごく勉強になったので、(自分も)変革していきたい。

●会社組織は「人」で成り立っている。今後、人材確保が困難になる中、今いる人材の教育、社内精度を見直し、従業員の満足度にフォーカスしつつ、ゆるやかにでも発展できればと感じた。

●短い時間でも色々と新たに気付くことが多かった。また第二弾の研修も受けたい。

 私たち、STパートナーズでは、企業の課題感にあわせた仮想体験ゲームのコンテンツを複数用意しております。まずは、チームビルディングについて話だけでも聞いてみたいというご相談にも喜んで対応いたします。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

【チームワークとチームビルディングの違いが分かりますか?】


 皆さまは、「チームワーク」と「チームビルディング」は明確に異なるということはご存知でしょうか。チームワークは短期決戦には適していても、会社経営のように時間軸の長いマネジメントには適していません。会社組織のマネジメントにはチームビルディングの考え方が不可欠です。
 チームビルディングについて少し興味がある、SDGs宣言をしてみたけれど社内浸透がうまくいっていない、と感じている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。正しいチームビルディングが、貴社の組織風土改善の糸口となるかもしれません。


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