取り組みレポート no.4
介護と仕事の両立に直面して! 2021.01.10
スタッフY/補助者
昨年、息子も成人し子育ても一段落したところで、今度は本格的な親の介護生活がはじまりました。
前職は、受験塾の運営に携わっていたため、夜が遅くなることも日常で、急なお休みをとることも難しく、いつ何が起こるか分からない介護をする上で、常に不安を抱えて働いていました。本来であれば、仕事を辞め、介護に専念したいところでしたが、自分たちの生活や息子の大学の学費等を考えるとそういうわけにもいかず、日々このままでいいのかと思い悩むばかりでした。
【週4日の勤務スケジュール】
そんな折、現在の状況を理解し働きやすさを提案してくれたのが当社でした。週4勤務社員(現在、週4勤務正社員の制度化を検討中)として、勤務スケジュールも半月ごとに申請、急用の場合は出勤日の変更や欠勤も随時可能というものでした。
2020年9月に入社して、日々多忙な中ではありますが、業務に責任を持てば、自己責任・自己管理で進められ、スケジュールも自ら組み立てることができ、代表との距離も近いので普段の会話からお互いの状況を共有することもできています。また、コンサルティングでも使用している「実力発揮マネジメントカード」をツールとしたユニークな面談も行われ、私たちスタッフとの積極的な対話も成されているので、こちら側もその誠意にきちんと応えたいと自然に思わせてくれる職場環境です。
【カードゲームの体験を通して】
先日、当社で主催する「SDGsde地方創生カードゲーム」に初めて参加しました。SDGsについてほとんど知識のなかった私でも、刺激的で非常に面白く学ぶことができました。この体験を通してSDGsに積極的に取り組む会社だからこそ、多様な働き方を受容し実践していることも理解することができました。
日本においてもジェンダー平等が謳われるようになりましたが、まだまだ女性は、出産、育児、介護などの環境の変化に左右され、仕事と両立し継続していくことは難しい現状です。SDGsの考え方や理念が年代や性別を問わずもっと広がり、何人も働きづらさを感じることなく、生涯生き甲斐をもって暮らせる世の中がくることを願い、私自身もその一例となれるよう精進して参ります。