取り組みレポート no.3

Outside-inカードゲームを利用しての社内研修 2020/08/08

私たち、STパートナーズグループでは、8月31日、『SDGsアウトサイド・イン(Outside-In)カードゲーム』を利用した社内研修を実施しました。
アウトサイド・インとは、ビジネスで社会問題を解決するという考え方です。このカードゲームはSDGsの「持続可能な開発目標」に対して、企業は具体的にどのような行動を取ればいいのかを考えるためのツールです。カードゲームを体験することで、社会が直面している課題を把握し、企業として地域や社会、経済へどんな寄与ができるのか、SDGsの視点で学ぶことができます。
大切なことは、一人でアウトサイド・インを実践しようとしても難しく、組織全体で学びを深めていくことが必要であるということです。その観点からもこのゲームは社員教育や研修にも適しています。
ゲームに登場するビジネスモデルは、全て実際に実施されたもので、ゲームはその内容を読み解くところから始まります。そして、企業が保有するアセット(資源・強み)とソリューション(経験・ノウハウ)とを組み合わせて課題に対する解決策を考え、新規事業として世に送り出すというシミュレーションを体験します。選ぶカードによって得られる収益が異なり、ビジネスとして最大限の収益を得る方法も模索します。
また、ゲーム後には、振り返りの時間が設けられており、社員同士で自社が保有するアセット・ソリューションを洗い出し、SDGsの視点と絡めて考えることで、即興的に新規事業を生み出すトレーニングも行います。今回の研修においても次々に新規事業のアイデアが飛び出し、能動的かつ、有意義な対話の時間を持つことが出来ました。
カードゲームを体験することでSDGsが共通言語として浸透し、社員同士のパートナーシップやモチベーションも高くなり、一人ひとりの行動変容に繋がります。皆様も、ぜひ一度体験されてみてはいかがでしょうか。

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