株式会社大東運輸(運送業)
代表取締役 小林 剛顕 様
大東運輸様は、昭和9年の創業から長きに渡り、東京都の清掃運搬業務を担っていらっしゃいました。東京都の環境インフラを長期的に支えてきた会社さんといえます。環境マネジメントシステムの規格であるISO14001も取得し、地球環境の保全が人類共通の課題であるとの認識の元、「環境と共生」を経営の最高課題として標ぼうされています。
家庭系一般廃棄物収集運搬業務の委託から、中間処理施設等業務の一部委託、関連施設の警備業務、と業種の幅は広く、従業員も200名以上となる老舗優良企業様です。
Q1、当事務所にご依頼いただいた経緯を教えてください。
私が当時、専務に就いていたときに最初の依頼をしたと思いますので、笹口さんとはもう10年以上のお付き合いになります。
当時、本社がある江東区内でお願いできる方を探していたところ、笹口行政事務所(当時は法人化前)のホームページを見つけました。許認可業務の他にもいろいろと多岐に渡って活動されている様子だったので、この行政書士さんならと思い、飛び込みで電話させていただいたのが切っ掛けです。依頼した業務のついでに、他士業者でも難しい分野の相談もしてみたところ、親身になってアドバイスをいただいたのが好印象でした。
Q2、顧問契約に至った経緯を教えてください。
初回の業務が滞りなく完了した後も、いろいろと相談することが多かったんです。
取引先から今後、取引を継続するには、建設業許可を取得する必要があると言われたことがありました。当社では本当に許可が必要なのかの判断がつかなかったので、笹口さんに相談したところ、都庁まで相談に行ってくれて、その結果を詳細な報告書にまとめてくれました。その報告書を取引先に提出したところ、建設業許可を取得する必要がないと納得してくれて、取引を継続できました。
また、関係法令が変わったときの説明会などにも同席してくれて、分かりにくい内容について補足説明や、アドバイスをしてくれることがあり、本当に助かりました。
笹口さんは人柄も良く、知識も明るいし、何よりこちらの問いに親身になってくれる方なので、継続的に相談したいし、当社の従業員でも安心して相談できる専門家がいたら良いなという思いで、私の方から顧問契約をしませんか?と提案をしました。
Q3、顧問契約して良かった点がありましたら教えてください。
業務上で何かあれば、まず笹口さんに相談するようにしています。当社では普段、業務ごとに担当者がいるため、担当者が直接、笹口さんとやり取りをしてもらっています。そういう意味で、会社の法務部を任せている感じですね。やったことのない仕事を一からやり始めるのは膨大な時間がかかりますが、笹口さんに相談すると、段取りをして道筋をつけてくれるので、担当者も非常に助かっていると思います。
例えば、本業である運送業でいうと、Gマーク(貨物自動車運送事業安全性評価事業)取得のサポートもお願いしました。車両台数も多かったので、Gマーク取得には必須の巡回指導には相当な時間がかかったと記憶しています。笹口さんには、その巡回指導に同席してもらいましたし、その場で指摘された事項への対応についても的確なアドバイスをしてくれました。おかげさまで、初回のGマーク取得がとてもスムーズでした。その後もずっとサポートしていただき、現在も問題なくGマークの取得を継続しています。Gマークは、社外への信頼性が増すので、当社としても大変意義がありました。
また、笹口さんは許認可のスペシャリストというだけでなく、事業再生やSDGsの知識もあり、経営心理士という資格など、いろいろと勉強されているので、幅広い知識をお持ちです。こちらが今、困っていることを相談すると、解決策の提案だけでなく、デメリットも教えてくれるのがありがたいです。
行政書士の範囲外の相談であっても、顔が広いので他の士業者を紹介してくれます。そのお陰で、会社としても諸課題に前向きに取り組むことができ、より効率的に業務を進められるようになりました。
その他の話でいうと、私は(一社)東京環境保全協会の青年部会に所属しているのですが、諸課題解決に向けて、青年部会を対象とした企画や研修をしなくてはならない立場です。
笹口さんは、SDGsの知識を早い段階で学んでいたので、青年部会でSDGs基礎研修や、カードゲーム研修などを実施してもらいました。そんな中、当社もSDGs研修をしていただいたお陰で、早い段階で取り組み始め、ゴールに向けて動き始めることができました。
最近でいうと、運送業の2024年問題です。労働時間が少なくなる中で事業を継続していくためには、人材を確保していかなくてはなりません。人を採用するといっても、結局は運送業界の中で人材を取り合っている状態です。求人広告を出しても人が集まらないため、何か有効な手段がないかと悩んでいました。そこで、笹口さんに相談したら、「そもそも今いる人が辞めないければいいんです。最初に取り組むべきなのは、離職防止であって、採用は補填的にやっていく方が賢明ではないですか?」とアドバイスをもらいました。その言葉で見方が変わり、青年部会員向けに2024年問題と離職防止をテーマに、チームビルディング研修をしていただくことになっています。(インタビューの翌週に研修を実施。)
Q4、当事務所をお勧めいただくとしたら、どのような会社でしょうか?
自社で許認可の対応は何とか手探りでやってはいるけれど、本当にこれで問題ないのか不安だ、という会社さんは結構多いのではないでしょうか。例えば、業務で法律に関する問題が出たときなど、おそらく弁護士さんに相談することも多いかもしれませんが、いきなり弁護士さんに相談するのって敷居が高いと感じることもありますよね。笹口さんに先に相談すると、前提となる知識を調べて教えてくれるので、こちらも複数の選択肢を持ったうえで、安心して弁護士さんに相談することができます。
昨今は、法改正や、経済状況の変化も早く、会社も様々な変革が求められる時代です。
新しいことがどんどん出てきても、素人だと何から手をつけていいのかわからなく、膨大な時間やコストがかかります。その点、笹口さんは常に勉強されているので時代に合った提案を、無駄なく丁寧にしてくれます。
何より、事務所に訪問した時に感じたのが、スタッフの皆さんが和気あいあいとしていて、楽しくやり甲斐を持って仕事されているが印象的でした。笹口さんが優しい方なので、雰囲気がいいのでしょう。それがお客様にも良い感じで伝わる。素敵な事務所だなと思いました。
行政書士事務所は書類の作成が強いイメージですが、S Tパートナーズさんは、経営者の相談に親身に乗ってくれて、アドバイスだけでなく最後まで二人三脚で解決に導いてくれる伴走型支援が得意で、とても頼りがいのある事務所です。
悩みがあるなら、とりあえず一本電話してみたらよいと思います。STパートナーズさんは、そういう事務所です。
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