H 株式会社(商社)

代表取締役 K 様

 H株式会社は、工業用ゴム製品の販売を主に創業し、その社歴は73期目にもなる老舗商社さんです(令和6年9月時点)。

 現在では、工場のベルトコンベアやその周辺機械などの産業機器から建築資材まで、幅広い商品を取りそろえ、トータルな製品管理システムを提供されています。そのサービスの一環として、建設資材の販売から施工までを請け負うため、建設業の許可を取得されています。当事務所は、建設業許可の維持等のサポート対応でH株式会社さんとお付き合いを継続させていただいております。

 今回のインタビューに応じてくださったのは三代目のK社長です。K社長は、現会長(先代社長)の理念、「ただ商品を売るのではなく、お客様の現場に入り常に役に立つことを追求する」ことを大事に日々、経営に取り組まれています。

Q1、当事務所にご依頼いただいた経緯を教えてください。

 建設業の許可申請や決算報告をずっと自社で行っていたのですが、自治体との契約で経営事項審査を受けないといけないことが分かりました。経営事項審査は初めてのことだったので、行政書士会の支部に問い合わせてみたところ、笹口さんを紹介してもらいました。その依頼が2007年だったようなので、もう17年前のことになりますね。

 経営事項審査はその1回限りだったので、それ以降は従前のように自社で対応していたのですが、三代目である私が社長に就任したタイミングで、また笹口さんに建設業許可を維持するためのサポートをお願いするようになりました。お付き合いを再開してかれこれ9年になると思います。

 依頼を再開したきっかけですが、我が社の将来を考えた時、社内で対応するには業務負担が大きく、属人的になりやすいと感じていました。また、当時の担当者から、書類作成などで分からなかったことがあった時に相談できる窓口が欲しいとの要望があったことも大きいかなと思います。

 それまでは、担当者が1人で許可申請や変更届の対応をしていたので、人が辞めると引継ぎなど上手くいかなかった経験があります。専門家に手続業務を依頼したことで、社内の一貫性が保て、毎年の決算変更届や5年に一度の更新申請も楽になったので、とても助かっています。

H株式会社の会議室にて、インタビューにお答えくださる社長

Q2、顧問契約に至った経緯を教えてください。

 私も笹口さんも、人の話を聞くのが好きということもあり、スポット業務を依頼している間に時々、会食する仲になりました。お互い経営者として仕事やプライベートのことを話しているうちに、業務に関するアドバイスをもらったりしていたんです。

 しばらくの間、会食しながら相談しているうちに、スポット業務の依頼だけではなく、継続的に相談が出来たら私も助かると思い、顧問契約をお願いしようかとなったわけです。顧問契約後は、機械器具設置工事の許可をどうしたら取得できるのかなど、当社の様々な課題に親身に相談に乗ってもらっています。

Q3、顧問契約する前に困っていたことはありましたか? また契約して良かったなどありましたらお聞かせください。

 特に法務的なことが問題になった時ですね。例えば、契約書の内容だったりとか、請負工事の見積りの金額改定を行ったりする際です。

 大企業では専門部署があるのでしょうけど、我々のような規模の会社は、総務部が対応するか、社長である私が自分で調べて解決するということが度々ありました。

 当社も顧問弁護士がいないわけでないのですが、こんな簡単な質問をしていいのかな?と躊躇してしまう場合があります。また、何でも対応してくれるというわけではなく、得意不得意の案件があったりするため、自社でブレーキを踏んでしまうんですね。そして、いざ相談したときに専門用語ばかりだと、用語の理解からしないといけないため時間を要してしまいます。

 その点、笹口さんは、色々な中小企業を相手に仕事をされているので、難しい用語も極力優しく、噛み砕いて伝えてくださる。分からないことがあると気軽に聞けるので、私たちにとってはとても有難いことです。

 他にも、業務拡大のための相談をしても、事例をいくつか交えてアドバイスしてくださるので、分かりやすいし本当に契約して良かったなと思っています。

Q4、当事務所をお勧めいただくとしたら、どのような会社でしょうか?

 中小、零細企業の社長というのは、孤独なんですよ。やはり自分一人で決断しなくてはいけないことが多いです。孤独だから支えてもらえると嬉しいし、背中を押してもらえると安心します。

 これは持論ですが、難しいことを難しく伝えるのは当たり前、簡単なことを難しくいうのは最悪だなと思っています。笹口さんは難しいことを、できるだけ優しく説明してくれる。相手の立場に立ったコミュニケーションが上手く、相談しやすいです。先生と呼ばれる方達の中で、笹口さんにご相談する理由がそこにあります。

 これは今後の理想ですが、笹口さんとはお互いにちょっと傲慢になっているときに、最近変わったんじゃないですか?と指摘しあえる仲でありたいですね。

 中小企業だと自社のマンパワーでは足りない、顧問弁護士までは抱えられない、といった課題があるかと思いますが、STパートナーズさんは色々な困りごとに対応してくれるので頼りになると思います。

 そして、社内研修や社員教育もやりたいと思っていてもすぐにはできないところも多いと思いますが、STパートナーズさんは、一般論の研修ではなく、個々の問題解決にフォーカスして内容を企画してくれます。(※インタビュー中に話が盛り上がり、H社の年に一度の全社員研修のオーダーをK社長からいただきました!本当に感謝です!)

 また、ホームページに関しても自社では作成、運用ができない会社さんもたくさんあると思いますが、STパートナーズさんでは許認可の知識を踏まえたHP作成まで提供されています。

 経営全般について伴走型で対応してくれるので、中小企業で課題を抱えている経営者は一度、相談されてみると良いと思います。

インタビュー中も学生時代の話など色々な話題で盛り上がり、親交の深さを感じました
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